【経験談】オンライン市民ワークショップの ❝ コツ ❞

更新日:2021年11月15日

皆様、こんにちは。

ポカポカ陽気の春真っ最中ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


私は、フルーツバスケット(原作:花とゆめコミックス)のFinalシーズンの放映を毎週楽しみにしている今日この頃です。※45歳・男


とても久しぶりの開催となりますが、

3月3日、体験講座を開催しました。


↓↓↓ 題名はこちら ↓↓↓




私共つなぐみはこの1年、

自治体のお客様とオンライン市民ワークショップを複数回開催して参りました。


お陰様で、

「市民ワークショップのコツ」を経験談からお話できるレベルになれたと

自負しております。


折角ノウハウがついたので、

今回は皆さんにその内容をお伝えしたいと思います。



◆体験講座の目的(前置き)


今回の体験講座では、

「 自分ごとにするって、どういうこと?」と題名にも入れさせてもらいました。


ほとんどの地区で人口が減少することがわかっている中、

「行政がやってくれる」ではなく、

「自分達がどう関われるか」という市民自治の考え方がとても大事になっております。


市民ワークショップの内容を考えるとき、

「どうやって自分事として感じてもらえるか?」は、

今や無くてはならない要素なのです。


というわけで、今回の体験講座の目的は、以下としました。

オンラインでも参加者の主体的なかかわりを促すファシリテーターの振る舞いを知る


アジェンダはこちら

・自己紹介

・ファシリテーションについて

・オンライン開催での不安と対処方法

・オンラインワークショップの体験

・意図びらき

・チェックアウト


前置きが長くなりました。

アジェンダの自己紹介とファシリテーションについては割愛しつつ、内容に入って参りましょう。



◆オンライン開催での不安と対処方法


今では、オンラインでの開催が自治体でも急増しておりますが、

オンラインに不安を感じられる方も多いのではないでしょうか?


この1年で実際にご相談いただいた

「不安」と「対処方法」をご紹介いたします。



不安① 自治体の皆様はオンライン対話をしたことがない


「自分達がオンラインで対話を(あまり)したことがないため、何もわかりません!」

というご相談が多くありました。


考えてみると自治体のネットワークは、

外部との通信に制限がかかってるので、当然ですよね。


そのため、

外部接続用のPCなどをご用意いただき、

打ち合わせは(初回を除いて)すべてオンラインで実施しました。


リハーサルも含め、打ち合わせを3~4回しますので、

操作面、マナー面について充分慣れて頂くことができました。


最初、ぎこちなかった会話は

いつの間にか、対面でミーティングしているかの様にスムーズになりました。



不安② 参加者はみんなオンラインで参加できるの?


年齢の高い方や、ITが苦手な方、たくさんいらっしゃいます。

本当にみんながオンラインで参加できるの??

と不安になってしまいます。


全員が絶対に参加できるようになる!とは言えませんが、

なるべく多くの方がオンラインでも参加できるように対応してきました。

具体的な対応方法は以下です。


・事前アンケートで把握

 *オンライン経験の有無

*使用する端末がPCかスマホか)

・簡易マニュアルの配布

・オンライン練習会の開催

・もしものときの電話サポート

・来庁頂き、PC貸し出し&サポート

                          ↑<練習会での説明画面>↑


中でも、有効な対応は「オンライン練習会」の開催です。

複数回開催すると、より有効でした。

(同じ方が複数回練習会に参加する中で飛躍的に上達します。)


練習会に参加された方は、

「楽しい!またやりたい!」と、喜ばれる方が非常に多いです。

「孫と話そう!」と違う場所でも活用される方も多いです。


来庁いただく前提でPCの貸し出しをすることも有効です。

ただし、あまりに人数が多いと、対応が難しくなります。

これまでの経験では、多くても5~6台という規模が妥当かなと思います。


参加者の中で「オンライン会議をしたことない!」という方は、

(肌感覚で)30人規模の開催であれば、多くても7~8名といったところなので、

練習会の開催&来庁いただき、サポートすることでほぼクリアできました。



不安③ オンラインで話は盛り上がるの?


3つ目のこの不安こそ、ファシリテーターの腕の見せ所です。

これまでの経験で、特に効果的だなと思う事は以下です。


・対話とは何か伝える

・少人数のグループに分ける

・順番に話す

・沈黙を埋めようとしない(沈黙は参加者が考える時間)

・Googleスプレッドシート、Googleスライドなどを活用


今回の体験講座では、下の内容をワークで実際にやっていただきました!



◆体験講座のワーク


まずは今回のワークの目的を下の様に設定しました。

実際の市民ワークショップでも、

「市民がどんな未来を望むのか」が主題になることが多いです。


そして、望む未来は人それぞれ違うわけで、一番大事なのは

自分の幸せって何だろう?」

改めて考えてみることだと思います。


「自分の幸せ」、「街の未来」を対話しながら進める事が

「自分ごとにするってどういうことか」を考える上で大切な要素だと思います。



◆対話1「あなたの好きな北海道」


今回、皆さんが大好きな「北海道」を題材にしました。

人それぞれ、好きな場所は違うし、理由もさまざまです。


<対話の進め方>

・北海道のどこが好きで、どんな思い出があるかGoogleスライドに書き込む

・進行役から順番に1人づつ話す、他の人は聴く(書記役が書く)

 1周目) 選んだ地名と体験を語る(黄色付箋)

 2周目) 他の人の体験を聞いて思い出したことを話す(オレンジ付箋)


下が実際のワークで出たご意見です。

1周目は、

富良野、小樽、札幌、函館、釧路など参加者の体験に基づく好きな場所が出てきました。


2周目は、

他の人の話を聴いて、自身の体験の中で「そういえば・・」という感じで、

思い出したことを語っています。


対話1は序盤ということもあり、

深く考えず、思いついたことを気軽に出し合う状態が望ましいです。



◆対話2「北海道ここが気になる」


対話1で好きな北海道を語った後、みなさん北海道についての想像が広がっています。

そんな状態の中、次はそれぞれが北海道の気になるところを話しました。


<対話の進め方>

・北海道の気になるところをGoogleスライドに書き込む

・進行役から順番に1人づつ話す、他の人は聴く(書記役が書く)

 1周目) 気になるところを理由を添えて語る(緑色付箋)

 2周目) 他の人の話を聴いて、共感できること or 気づいたことを話す(青色付箋)


下が実際のワークで出たご意見です。


1周目は、

夕張の観光客や留学生の減少、雪国の労力、暖房(エネルギー消費)等が話題となりました。


2周目は、

他の人の話を聴いて、雪対策、エネルギーの話、コンパクトシティ、限界集落、対話等

話が展開しました。


ここまでくると、思い が 思い を呼び、対話が深まっている状態となりました。



◆チェックアウト


さて、対話後はいよいよチェックアウトです。

お題は、「それぞれの“しあわせ”な未来の暮らし」としました。

みなさんの描く幸せは以下のようになりました。


ご近所さん、つながり、コミュニティ、自然、循環、働き方、それぞれ大事にしていることが異なり、幸せと感じる未来も違う。


そうですよね。

10人いれば10とおり、

100人いれば100とおりの幸せがありますよね。


大事なことは、まずは自分自身が何を大事にしているのか改めて知ること

そして、人の意見を聴きながら、考えが変化したり、思いなおしたりする

最後に、幸せな未来を考えてみる

自分事に考えるということは、そこから始まり、繰り返して考え続けることだと思います。


☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺


最後はみんなでパシャリと記念撮影。


皆様、対話を重ねた後なので、少々お疲れでしょうか??笑


ご参加いただいた皆様からは終了後、以下のような感想をいただきました。


・北海道の例の話、面白かった。自分の地域については口を紡ぎがちなので、

 ライバル町を例にしてもいいと思った。発言した事に対する寄り添い方が参考になった。


・体験講座の場ではあったが、途中から本気で考えていた。

 本気の方が集まって、アクションできれば本当にいいなと思った。


・これまで、(今日みたいに)ファシリテーターが集まる場に参加したことがなかった。

 市民ワークショップの場に限らず他の場所でも応用が利くと思った。


皆様、大変お疲れ様でした。そして、ご参加いただきましたこと、心より感謝いたします。


☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺ ☺


最後までブログを読んでいただき、誠に有難うございました。


私共の経験談からくる

市民ワークショップの ‶コツ″ と体験講座の内容をお伝えしてまいりましたが、

今回の内容はいかがでしたでしょうか?

1つでも活用いただける内容があれば、とても嬉しく思います。


いいね!と思われた方は右下のハートボタンをぽちっと押していただけると嬉しいです。


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info@tsunagumi.com


ご関心のある方はお気軽にお声がけください!

それでは失礼します。

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